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メジロガモの交雑例

 これまでいろいろなカモの雑種例を書いてきたが、今回はメジロガモ。メジロガモの雑種はメジロガモ×ホシハジロが時々ヨーロッパで見られている。まだメジロガモの日本での記録が1例しかなかった頃、不忍池でこの雑種を観察したことがある。ほかにヨーロッパでキンクロハジロとの交雑例も観察されている。
 メジロガモの検索は英名で海外の画像をおもに調べてきたが、最近和名で日本での画像を調べてみてちょっと驚いた。メジロガモ、またはその可能性があるとされているものの多くの頭部に緑光沢が見られる。8個体前後見つかった。2羽同所にいて、どちらにも程度の差はあるが緑光沢がある例もあった。
 メジロガモの頭部に緑光沢があるかどうかというと、過去に撮影した画像を確認してみたが、どの角度から撮っても緑光沢は出ていない。ヨーロッパなど海外の多くの画像を見ても緑光沢のある個体は見つからなかった。一例、例外として見つかったのは日本の隣国、韓国の画像だった。これらの個体の多くに見られる共通した特徴として、赤茶色の頭部に緑色の光沢が見られるほか、メジロガモより少し大きめで胴体がやや長いように見える。嘴も少し長めの傾向があるようだ。脇に程度の差はあるがアカハジロ的な白い食い込み部が見られる。これは水に浮いているときは目立たない場合もあるようだ。これらの個体はやはりアカハジロとの交雑個体の可能性があると見るのが妥当ではないだろうか。
 ほとんど忘れていたのだが、6年ほど前、九州から同様の特徴をもつカモについて問い合わせを受けたことがあった。その当時はメジロガモとアカハジロの雑種があるなど思いもしなかったので、アカハジロか?と答え、仮にメジロガモとアカハジロの雑種というものがあり得るなら、それが一番近いと答えた。
 メジロガモに関係ない組み合わせだが、アカハジロとホシハジロの雑種雌がメジロガモ雌に一見似ることがあるので要注意。

画像はメジロガモ雄成鳥生殖羽 1993年 福岡県


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by redshank_u | 2009-03-06 00:51 | ◆カモ | Trackback | Comments(0)

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