・カモに関する報道等について

海外の餌やり事情

 参考までに海外のエサやり事情を紹介する。これはこういう事実がある、ということ紹介しているのであり、善し悪しの判断は別問題だ。

 ニューヨークを代表する公園、マンハッタンのセントラルパーク内の池、ポンドとレイクでは普通にエサやりが行われていた。餌付いていたのはマガモ、クロワカモメなど。サンフランシスコを代表する公園、ゴールデンゲイトパークのストゥーレイクほかの池でもエサやりは全く普通に行われていた。餌付いていたのはアメリカオオセグロカモメ、カリフォルニアカモメなどのカモメ類5種とマガモ、アメリカヒドリなどのカモ類。カナダ、ナイアガラの滝近くの池でも、車でやって来た親子連れなどが餌を与えていた。餌付いていたのはマガモとクロワカモメなど。
 ニューヨークのケネディー空港に近いジャマイカベイの野生生物保護区ではエサやりは行われていなくて、やって来た人たちは観察するだけ。これは自然保護区という性格上当然のことだ。ただ、観察路に一ヶ所、観察窓から小鳥の餌付けを見ることができる場所があった。これに対し、市民の憩いの場である都市公園セントラルパークではかなり自由で、エサやりをする親子連れがよく見られた。

 読売新聞の記事の中に「野生動物への餌付け禁止の意義を否定する専門家はいない」という記述がある。“禁止”に異議がないかというと、そうでもないと思う。禁止であるのが当然の場所と、禁止までする必要はない場所があると思われ、すべて一律に禁止するのには疑問を感ずる。
 東京の代表的な都市公園、都民の憩いの場である井の頭公園と不忍池でエサやりを禁止するのが妥当かというと、やはり疑問がある。エサやりが好ましいことではないという正当な理由を掲示し、エサやりを控えることをお願いし啓蒙する程度が限度だと思う。

■ナイアガラでのエサやり風景。私たちがカモメ、カモを観察している間、3組の親子連れ、夫婦が車でやって来て餌を与えていた。
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(この記事はエサやりを積極的に肯定、推奨するものではありません)
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by redshank_u | 2007-12-23 21:29 | ・カモに関する報道等について | Trackback

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