・カモに関する報道等について

飛べないカモ報道の続き

 書き忘れていたことがあったのを思い出した。
 昨年末からエサやり防止キャンペーンについてこのブログで取り上げてきたが、実は2月下旬、ある新聞社からメールで取材依頼が来た。あの“メタボガモ”は本当のところはどうなんだろう、ということを1ページ使って検証する記事を載せたいということだった。報道姿勢をかなり厳しく批判してきたが、案外いいところがあるじゃないか、とこの新聞社をやや見直した。
 取材に応じる旨伝えると、2日後メールが来て取材日程を決めることになり電話で日程を調整し、翌日自宅の方に来ていただくことになった。その後、記者さんがカメラマンと時間を調整しこちらに来る時間を知らせてきた。あとはこちらから自宅の地図をメールで送るだけとなり、その準備をしていたところ、その記事が中止になったと記者さんから電話があった。やや唖然としたがまあ仕方ないなと納得。エサやり防止キャンペーンとその報道の問題点を広く知らせるいいチャンスだったのですこし残念な気はした。

 記事は中止になったが、その理由を推理するのも無駄ではないかなと、ちょっと推理してみた。
 記者さんはやる気だったのは間違いない。直前まで取材日程を調整し、カメラマンを手配し日程を決めたばかりだ。その約10分後に中止の連絡があった。何かの圧力があったのかな・・・と想像。上からの圧力、または、前日役所のほうの取材をしたということなのでそちらから何かあったのかな・・・などと想像してみた。これはあくまでも想像に過ぎないが・・・

 “メタボガモ”は本当のところはどうなのだろう、という記事だと、こちらの指摘してきたことの正しさを証明し、役所の言い分や報道の間違いを明らかにするする記事になってしまうのは目に見えている。こちらのブログは当然詳しく読んだだろうし、役所の取材をしてみて比較すると、役所の言説のあまりにもいい加減なことに気付き、それを何の検証することもなく記事にしてしまったことの後ろめたさから、これはまずいぞ、と思ったのではないか? メタボガモ騒動もほとぼりが冷めかけた今それを蒸し返し、あの役所の言うことをそのまま鵜呑みにした報道の恥ずかしさをわざわざ世間に晒すことはないと思ったのではないだろうか?
 まあこれはあくまでも想像で、本当のところは分からない。単にもっといい記事の企画を思いついただけかもしれない。

 記事は中止になったが、報道関係その他いろいろな方々にこのブログを読んでいただけているようなので、それだけでもこれまで繰り返し書いてきた甲斐はあったと思う。エサやり防止キャンペーンやその報道の問題点に多くの方が気付いたことは間違いない。
 しかしいまだに「不忍池には餌を食べ過ぎ太り過ぎて飛べなくなった悲しいカモがいる」というあの報道を真に受け、そのまま引用した事例が後を絶たない。

■エサやり防止キャンペーン関連
カモに関する報道についての疑問(当ブログ)
エサやり防止キャンペーン(MU's Diary)

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by redshank_u | 2008-03-26 00:45 | ・カモに関する報道等について | Trackback | Comments(0)

氏原巨雄の雑記鳥


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